昨日、土用の丑の日と言うことで、毎年恒例の鰻のお給食が出ました。
子供の頃、何で土曜日じゃないのに…と思っていたのが懐かしいです。
土用の丑の日に何で鰻を食べるのか、ググってみると、7世紀、８世紀に万葉集に、夏は体調を崩しやすいから、栄養価の高い鰻を食べて、元気になろうと言う歌があるようです。
他にも「う」のつく食べ物が良いようで、例えば、うどん・ウリ・梅干し・ウサギ・馬肉（ウマ）・牛肉（ウシ）があるようです。
昔、鰻の生態を究明すれば、ノーベル賞が貰えると聞いた事があり、近くの川に、鰻を探しに行った記憶がございます。可愛かったなあ、あの頃（笑）。
また、何年か前に、滞納をしていて、伊豆かどこかでお亡くなりになった入居者の部屋の階下から雨漏れがすると夜中にクレームがあり、会社の人間数人で調べたところ、雨漏れではなく、どうもその部屋。
親族に断りを得て、部屋に入ってみると水浸しなんてもんじゃなく、もう部屋そのものが水槽（笑）。どうもその入居者、趣味でとても大きい水槽で熱帯魚を飼っており、どう言う訳か、その水槽の水が溢れ出し、部屋が水槽のようになった模様。普通に考えて有り得ない（笑）。
思うに、魚達が、ご主人様がいなくなり、俺らの飯はよ！？と暴れて、飛び出ようと反乱を起こしたのか（笑）！
まあ、そんなこと言っていても仕方ないので、とにかく部屋の水を出す作業を夜通し行いました。
しかも、その日、忘れもしない、私の誕生日（笑）。
また水の処理をしながら、外にいる魚達を捕まえて、水槽に戻す作業。その時点でもう朝方。
その中に、手の平サイズの鰻が居て、またこいつがなかなか捕まらない（笑）。
大人数人がかりで、捕まえに行っても部屋のどこかに逃げる始末。
結局、朝方まで作業を行い、鰻は諦めようと…。
翌日、また部屋に入ってみると、鰻は干物状態で部屋の中にいました。そりゃそうだよね。
もうこりゃダメだと、一応、水槽の中に入れてみると…、嘘みたいなホントの話ですが、ミイラ化していた鰻が水槽の中に入れた途端、なんと、元気に泳ぎ出しました（笑）。
鰻を食べたら元気になる！って確信した瞬間でした！！
夏もまだまだ初旬。これからどんどん暑くなりますね。鰻を食べて、精をつけましょう！ご馳走さまでした。

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